露日さらに3カ国の研究者ら、鮭を調査へ

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ロシア、米国、カナダ、日本、韓国の研究者らによるグループが、太平洋北部に生息するサケ属に関するユニークな国際的調査を実施する。越冬状態にあるサケ属を対象とする今回の調査は、国際的な漁業に大きく貢献するとみられている。

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研究者らは17日、カナダのバンクーバー港を出発し、アラスカ湾に出た。従来、サケ属の各個体群のうち、かなりの部分が同湾で越冬している。

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様々な評価によると、サケ属の総数のうち、冬期後に生き残っているのは僅か20~40%。しかし、現在に至るまで、この時期については研究が最も進んでいない。

越冬後も生き残るサケ属の数を予測することは、この海域の漁業における最も重要な要素の1つ。サケ属は現在、世界市場で最も求められている食料品の1つとなっており、ロシア極東だけでも2018年、これまで記録された中で最多となる67万6千トン超が水揚げされている。

全世界におけるサケ属の漁獲量は現在、ほぼ100万トンに上っている。

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