さすが、風流な日本人、幻想的な雪見桜 これならロシアだって花見OK!

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多くのロシア人にとっては一生に一度は行きたい国、日本は、満開の桜に国中が桃色に染まる幻想的な国だ。「サクラが見たい」、「サクラを見るには何月に行けばいいか」という質問は、ロシア在住の日本人なら一度ならずぶつけられている。そのロシア人が思わず膝を叩いたのがこの青森県弘前市の「冬に咲くさくらライトアップ」。

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日本を訪れている女性(アーカイブ写真) - Sputnik 日本
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弘前公園の追手門付近の外濠では今月28日まで「冬に咲くさくらライトアップ」が実施されている。お濠の桜の枝にこんもりと積もった雪を桜に見立て、ピンクの照明を当てたもの。ライトアップの時間は夕方4時から夜10時まで。

弘前公園の桜の開花は例年4月下旬。短い桜の命が頼りの観光シーズンよりも、この雪の桜はずっと長期で楽しめる。14日のバレンタインデーには終夜点灯で寒さの中で愛を語らう恋人たちを喜ばせた。ライトアップの雪桜は本物の花見とは異なり、足元の雪までがすべて桃色に染められる。写真を見るだけでも異次元に迷い込んだような感覚に襲われる。

うーん、さすが日本人! 雪に満開の桜の風情を感じるとは。こんな桜なら一工夫すれば、わざわざ飛行機など乗らなくてもロシアでもありあまる雪で味わうことができるではないか! …、とロシア人が言うかどうかは別として、自然を乙に楽しむ日本人の遊び心は日本大好きロシア人の憧れをさらにかきたてた。

昨年、2018年、日本へ渡航したロシア人の数は前年度比22.7%増の9万4800人。今月、日本政府がロシア人向けの短期ビザの廃止を検討しているニュースが流れた。土日は日本で雪桜を見物、なんて気軽に訪れるロシア人が現れるようになるかもしれない。

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