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テキサス大学の医師らは、3週間に渡り、老人特有のハンマン・リッチ症候群を患う14人の患者に対し、体内から古い細胞を浄化する製薬と組み合わせ、毎日、白血病治療薬のダサチニブと添加剤クェルセチンの2種類の錠剤を患者に投与した。
試験終了時までに、被験者らの肉体的健康と体調は治療開始前よりも改善された。その際、深刻な副作用は見られなかった。
現在、研究者たちは、慢性腎臓病に苦しんでいる20人の患者グループで製薬の有効性をテストしている。この試験によって肯定的な効果が得られたならば、加齢による病気のリスクの低い人たちで製薬の組み合わせテストを実施する。
研究は最終的に、アンチエイジングと重度の加齢性疾患の回避を狙ってこれを健康な人に投与できるかどうかを突き止めることを目的としている。
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