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指数は、個人の週間所得に対する麻薬価格に基づいて算定された。まずブルームバーグは、国連の「世界薬物報告書」のデータを基礎にし、次いで、1人当たりの年間GDPを年間の週数で割った 52を算出した。
その結果、ロシアは50カ国中48位だった。ブルームバーグの計算では、悪習指数は週間所得211ドルに対し174ドルとなった。これは所得の82.7%にあたる。またロシアでは麻薬の販売は禁止されており、麻薬性のある薬は処方がないと販売してもらえない。
ロシアの下位に入ったのは、中国の49位と日本の50位だった。これらの国民にとっての麻薬の価格は週間所得のそれぞれ93.6%と95.2%の支出に相当した。
1位はルクセンブルク。 この国の住民は最も裕福であり、そして悪習指数は197ドル。つまりこれは週間所得の9%(週間所得は2191ドル)に相当する。
2位はオランダ9.2%、3位はウルグアイ11.5%だった。 米国では麻薬を買うには週間所得1202ドル(44位)の70%以上を支出する必要があるが、米国のすぐ隣のカナダでは、マリファナが合法化されている上に、その入手には週間所得の35.6%しか要らない。
麻薬の最低価格はラオスの21ドル。 最高はオーストラリアの1263ドルだった。
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