​米国 ​人工重力による回転式宇宙ステーション​​建設​へ​ 資金は宝くじ

© 写真 : NASA地球
地球 - Sputnik 日本
サイン
米国企業「ゲートウェイ・ファウンデーション(Gateway Foundation)」社は、宇宙にトーラス形軌道ステーションの建設を計画している。こ​うした宇宙ステーションは実は100年以上も前に、​​1903年にロシアの発明家コンスタンチン・ツィオルコフスキー​が考案していたものだ​。このステーションは、恒常的な回転によって​人工​重力を発生させ​ることができため、人間人やロボットは地球のように床の上を歩くことができ、国際宇宙ステーション(ISS)のように空中に浮かぶことはない。

スプートニク日本

開発者たちは、ステーションを直径500メートルの自転車の車輪型とし、その外部に宇宙機関や民間企業​から購入のモジュールを配置する計画。ドッキングコンパートメントが配置される中央部分とこれらのモジュールは、4つのリフトで接続される。

ステーション建設は宇宙で直接行われる予定。ゲートウェイ・ファウンデーション社の概算では、プロジェクトの実現には約3千億ドル(33.2兆円)が必要となり、これは同社が宝くじを通じて1年間で集める計画。

​くじ​の主な賞品​には、​ステーションの居住権がはいっており、これは​新しい軌道ステーションの運用開始後​、​すぐに​与えられる。​

関連ニュース

NASA 深宇宙探査用の有人宇宙船を開発【動画】

月にロシア基地が現れる時期が明らかに

ニュース一覧
0
コメント投稿には、
ログインまたは新規登録が必要です
loader
チャットで返信
Заголовок открываемого материала