巡航ミサイル搭載の米駆逐艦、バルト海に到着

© 写真 : U.S. Navy / MCS 3rd Class Bobby J Siensミサイル駆逐艦(アーカイブ写真)
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米海軍のミサイル駆逐艦「グレーヴリー」が、大ベルト海峡を通過してバルト海に入った。同艦は現在、ドイツ沿岸に沿って航行しているという。複数のロシアメディアが、専門的な情報源をもとに伝えている。

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「グレーヴリー」については、先に北大西洋条約機構(NATO)軍の艦船による共同訓練に参加していたことが知られている。例としては、ポーランド軍のフリゲート「General K. Pulaski」の乗組員らに対し、複数の小型船による襲撃を退ける訓練を実施したほか、ドイツ軍の補給艦「Spessart」から備蓄を補充した。

​「グレーヴリー」は、北大西洋における第1常設NATO海洋グループの旗艦で、アーレイ・バーク級に属することから、50基を超えるトマホーク巡航ミサイルを搭載でき、同様にハープーン対艦ミサイルや、戦闘情報制御システム「イージス」を基にしたミサイル防衛システム向けの迎撃ミサイルも搭載できる。

同じくアーレイ・バーク級のミサイル駆逐艦「ドナルド・クック」は現在、黒海海上にある。同艦は25日、ウクライナのオデッサにある港に寄港している。

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