「プロセスチーズ軍曹」 露検疫当局職員、規制食料品の焼却前に「宣告」読み上げ【動画】

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ロシア連邦動植物検疫監督局サラトフ州(同国欧州部の南東部)支部の職員が、規制の対象となっている乳製品を廃棄処分する直前に書類を読み上げる様子を撮影した映像が、ネット上に現れた。この乳製品は、同州の都市サラトフの市場の1つで行われた抜き打ち検査の際に発見されたもの。映像の終わりの部分では、禁止対象となっている重さ12.5キロのチーズを同局の職員らが火の中に投げ込んでいる。

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ユーザーらは映像に寄せたコメントの中で、「宣告」を読み上げることが不可欠だということに対して非常に驚いたとしたうえで、読み上げを行っている職員に「プロセスチーズ軍曹」とのあだ名をつけた。

同局サラトフ州支部では、書類の文章を読み上げてその過程を映像に記録することについて、政府による規定の中に書き込まれている手続きであると説明。

規定では、「廃棄処分を実施する公務員は布告を読み上げ、このことにより、明確に没収品の内容を確認し、その廃棄処分の事実を証明することが可能になる」とされている。

複数のロシアメディアによると、規制製品の廃棄を証明する映像はほかにも、最近まで同局サラトフ州支部のアカウントで定期的に公表されていたという。しかし、今回のニュースが報じられた時点で、これらの映像は既に削除されている。

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