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パパス氏とハフマン氏は、ニューラルネットワーク「モジュレイトゥ」を製作した。人の声をコンピュータゲームのキャラクターの声に変更するため、ニューラルネットワークの一部が変更された人間の声のサンプルを作成し、続いて、このサンプルが選択したキャラクターの声と同一でなくなるまで磨き上げる。
「モジュレイトゥ」によって、ユーザーはチャットを通じ、リアルタイムでキャラクターの容姿と自分の声を変えることができる。ニューラルネットワークは言葉ではなく、声の音色に反応するため、世界中のあらゆる言語に対応する。
開発者たちは、ニューラルネットワークが学習過程でアクセントの変更も学ぶことを希望している。また、ハッカーが彼らの技術を使用するのを防ぐために、開発者は「モジュレイトゥ」を独立したアプリケーションではなく、オンラインゲームの一部にすることにした。
現在、公式ウェブサイト上で「モジュレイトゥ」のテストの様子を見ることができる。こうした変更を行うには、自分の声を10秒程度録音し、ミキサーを利用してそのトーンを変え、そして「Apply(適用)」をクリックする。再生ボタンを押すと、変更した音声を聞くことができる。