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このような事態が発生し得るとされているのは、ロシアの各地方政府が罰金の未払いを追跡する際に用いる「国家支払システム」でエラーが起きる可能性があるからだ。
あるメディアによると、既にロシアの複数の地域で、システムの故障により、商店でのアルコール飲料の販売が一時的にできなくなったケースが約10件記録されているという。
中には、滞納されている罰金のうち、既に納付済みのものがシステム内では未払い分として反映され、このことが免許の一時停止を招いている事例もあるという。各小売りチェーンは、今後このようなエラーが多量に発生し、大きな損失を誘発する可能性があるとして懸念している。