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米国のマリファナ使用に関しては、完全に認めているのは10州と首都ワシントンで、33州が医学的使用を認めている。専門家の試算では、2022年までに46万7千の雇用がマリファナ関連市場に出現するとみられているが、その分野も科学的研究から販売、マーケティングまで多岐にわたる。
ノーザンミシガン大学の専門コース第一期生のある女学生は、「友人たちは、私が麻薬の学位を取得しようとしているといつもからかう。そのたびに、これはまず有機化学に関するシリアスなコースで、しかも大変な仕事であることを説明しなければならない」と語っている。
専門家によると、北米のマリファナ市場は急速に成長している。昨年の夏、カナダはウルグアイに次いで2番目に、レクリエーション目的でのマリファナ使用を合法化した。需要は非常に大きかったため、解禁後、数日で麻薬の在庫はほぼ枯渇した。昨年末までに世界最大のビールとタバコのメーカーがこのビジネスに投資し始めたというニュースが流れている。