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ジョンズ・ホプキンズ大学作成の新コンピューターモデルでは、小惑星の移動や衝突のシミュレートに従来よりもはるかに多くの要因を考慮することに成功している。
実験の過程で、直径約1キロメートルの小惑星が毎秒5キロメートルの速度で直径約25キロメートルの別の小惑星に衝突した。
研究者たちはバラバラに炸裂するのは大きい方の小惑星と確信していた。理論上は対象物が大きいほど、それは容易に破壊できるからだったが、実際は大きい方の小惑星に部分的にひびが入っただけに終わった。
さらに、撮影されたコマ毎の画像から、重力の影響でわずか数時間後には破片は再び1つに集まることが明らかになった。
新しいコンピューターモデルは、大きな小惑星が以前に考えられていたよりもはるかに強固であり、完全な破壊のためにはより多くのエネルギーを必要とすることを実証した。そのため、実際の脅威が地球に迫る前に、それらの破壊に対するアプローチを再検討する必要が生じている。
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