23歳の自転車トラック競技選手が自殺

© AFP 2023 / Emmanuel Dunand ケリー・カトリン
ケリー・カトリン - Sputnik 日本
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自転車トラック競技の世界選手権を3連覇した米国人のケリー・カトリンさんが死去した。23歳だった。自殺だったという。カトリンさんの父親がヴェロニュースに伝えた。

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報道によると、8日夜、カリフォルニア州にある自宅でカトリンさんが死亡しているのが見つかった。父親のマーク・カトリンさんは娘が亡くなった後のことについて「私たちが彼女を思い出さなかったり、彼女を待っていたであろう素晴らしい人生を思い浮かべないことは1分たりともなかった。喪失の痛みは途方もない」と述べた。なおマーク・カトリンさんは、娘の自殺の状況や原因について詳しいことは明らかにしなかった。

米国自転車連盟のボブ・デマルティーニ会長は、10日に発表した声明の中で、カトリンさんが死亡した事実を確認した。

デマルティーニ会長は「ケリーは我々にとって選手以上の存在だった。彼女は永遠に米国の自転車競技ファミリーの一員であり続ける。我々は祈り、カトリン一家のことを思っている。彼女の家族や友人たちにとっては信じられないほど困難な時期が訪れた。我々は、彼らのプライバシー保護の権利が尊重されることを望んでいる」と指摘した。

ケリー・カトリンさんは2016年、2017年、2018年の世界選手権・自転車トラック競技・女子チームパシュートで3連覇した。2016年のリオデジャネイロ・オリンピックでは、女子チームパシュートで銀メダルを獲得した。

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