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友人との英国ロンドンへの旅行を準備していたアンドリュース氏は旅行保険を掛けようと、問合せを行なっていた。アンドリュースさんには、自分が署名しようとする書類には、それが小さな活字で書かれたテキストでも、いつもすべて目を通すという几帳面な癖がある。
スクェアマウス社の契約書の7ページ目には、次のメッセージが隠されていた。「もしこの文を読んでいるなら、あなたは余すところなく契約条件に目を通している数少ないクライアントの1人だ」。同社はまた、メールアドレスを記載し、そのアドレスに最初にメールを送った人に賞が授与されるという注釈を入れていた。
この1文を読んだアンドリュースさんは早速メールを送信し、その結果、コンクール開始から23時間後に、勝者となったアンドリュースさんに1万ドルが支払われた。同社はまた、同様の金額をワシントン州の子ども慈善基金に送金し、アンドリュース氏が教鞭に立つ2つの学校にそれぞれ5千ドルを寄付することを決定した。