スプートニク日本
粟野さんがレーサーとなることを決意したのは数年前、筑波サーキットでのレースを見たときだった。粟野さんはトヨタのセダン「クレスタ」を買い、これをレーシングカーに改造し、レーサーの免許を取得した。デビューは2014年。その翌年には日本最大の女性のプロライダーのリーグ「D1ストリートリーガル」入りを果たした。2016年、8位に入ったD1ライツシリーズに今年、2019年も挑戦する。
レースに出るためには良い装備が要る。マシーンだってテクニカルサービス、燃料が必要だ。ここに出張費だの、レース出場権の支払いだのを加えると、もう天文学的数値に達する。粟野さんがクラウドファンディング「キャンプファイヤー」で資金を募り始めた理由はこれにつきる。目標金額は150万円。
関連ニュース