スプートニク日本
下院では、「ロシア大統領府の攻撃から米国の安全保障を保護する」ことに関する法案と、「ウラジーミル・プーチン氏の開示性」に関する法案が可決された。
「ロシア大統領府の攻撃から米国の安全保障を保護する」ことに関する法案によると、米国家情報長官はNATO加盟国に対する軍事行動の可能性に関するロシアの方針と、ウクライナやグルジア(ジョージア)への武器供与などによる米国とその東欧の同盟国の軍事プレゼンス拡大に対するロシアの潜在的な反応に関する報告書を90日以内に準備しなければならない。
またロシアが米国とその同盟国に悪影響を及ぼすために利用できる「弱点」を分析することも提案されている。
2つ目の「ウラジーミル・プーチン氏の開示性」に関する法案では、6ヶ月以内にプーチン大統領の個人資産に関する報告書を準備するとされている。米国の議員らは、プーチン大統領の汚職を疑っている。
2つの法案は上院に送付され、可決された場合はトランプ大統領に送られ、署名を待つことになる。