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13日、現地メディアはカステルヌオーヴォ・マグラの聖マリア・マグダレン教会が強盗に入られたと報じた。13日午前、数人のグループがバットのようなもので保護ガラスを割って絵画を盗み、自動車で逃走した。
だが強盗の計画が企てられていることがわかり、オリジナル作品は1カ月前に複製と交換されていた。
CC BY-SA 4.0 / Pieter Brueghel the Younger / Crocifissione (cropped photo)ピーテル・ブリューゲル(子)のキリストの磔刑の絵画
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ピーテル・ブリューゲル(子)のキリストの磔刑の絵画
CC BY-SA 4.0 / Pieter Brueghel the Younger / Crocifissione (cropped photo)
違法な古美術品ディーラーの関心の対象となったピーテル・ブリューゲル(子)のキリストの磔刑の絵画は、現在、安全な場所に保管されているという。
オリジナルと複製の交換に関する詳細は、イタリアの国家憲兵のほかに教会の主任司祭とカステルヌオーヴォ・マグラの首長が知っており、首長は絵画が盗まれた後、事件が起こったことに遺憾の意を表した。
教会の内部にはビデオカメラが設置されており、犯行は最初から捉えられていた。
現在、犯人の捜索が行われている。