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英国議会の決定後、期限延長の最終的な決定は今後EUの27の加盟国にゆだねられる。
英国政府の提示した期限延長案は、3月20日までに議会がEUとの合意を承認した場合、離脱を6月30日まで延長するというもの。議会はこれまでに2度、圧倒的多数の反対でEUとの合意を否決している。
議会が合意を支持しない場合は、離脱期限はさらに延長され、これによって5月の言う州議会選挙に英国も参加を余儀なくされる。議会は票決の行われる前、いかなる状況であっても合意なきEU離脱に異議を唱えていた。
一方で英国とEUが合意を批准しなかった場合、合意のない状態での離脱する案も暗黙の了解として残されている。