スプートニク日本
中国はスパコン「曙光」の複数の最新型を開発する計画で、現在最も優秀な米国のスパコンよりも約50%速い計算速度を目指す。
中国と米国はスパコン分野で支配的地位にあり、昨年11月に発表されたスパコンの最速ランキング「TOP500」によると、世界最優秀のコンピューターシステムのうち、両国はそれぞれ45.4%と21.8%を保有しているという。米中両国間のスパコン開発競争はまた、2国間の貿易対立にも反映されている。
今回計画されている中国による投資は、中央政府及び関係する複数の地元政府によって資金が提供される予定で、将来のスパコン開発に向け、より大規模な計画を中国が立案する上で役立つことになる。