スプートニク日本
10)薄墨桜(うすずみざくら)
日本で最古の桜の木「薄墨桜」は、6世紀に植えられたもので、岐阜県本巣市の根尾谷・淡墨公園にある。
9)角館
角館のシダレザクラは、古都・角館市のかつての武家屋敷に沿って咲き誇る。
8)大阪造幣局
大坂造幣局の桜の園にある八重桜は300本。「造幣局の通り抜け」1年に1週間だけ花見客に開放され、大いに賑わう。
7)高戸城跡公園
長野県伊那市の高戸城跡公園では、1500本の桜が開花し、日中だけでなくライトアップされた夜桜も美しい。花見には最適。
6)三春滝桜(みはるたきざくら)
福島のシダレザクラ「三春滝桜」は、1922年に日本の天然記念物に指定されて一躍有名に。千年の巨樹の四方八方に伸びた枝が咲き誇る様子は、まるで滝の流れのよう。
5)五稜郭
函館にある江戸時代の城郭「五稜郭」。敷地にある市立公園内の道は丘陵地の起伏にそって高低差があるため、花見客は満開の桜のアーチの下をくぐったり、薄桃色の海を通り抜けて散策する。
4)京都
不思議なことに京都で有名な花見ポイントは個別には回答に挙げられなかった。花見客は古い神社や寺院をバックにした満開の桜を好み、観光客たちに囲まれた喧騒を望まないのかもしれない。
3)米国ワシントン
驚いたことに、かなりの数の日本人が日本の外で満開の桜を見たいと思っていることがわかった。花見目的でワシントンを訪れる愛好家も見つかっている。ワシントンには1912年に友好の証として日本が寄付した3千本の桜の木が植えられている。
2)吉野山
奈良県吉野市は、何世紀も昔から花見の名所。約3万本のさまざまな品種の桜が訪れる人たちの目を楽しませている。
1) 弘前公園
弘前公園がこのランキングの名誉ある1位を占めた。隙間なくどこまでも続く満開の桜の並木道は、水を湛えた深堀に囲まれた古城を背景に絶景。ここ青森では、夜桜が楽しめる。アーチ型の橋からの眺めは薄桃色の満開の桜の海が水の反射と融合し、ため息を誘う。