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「ラムシュタイン」の公式YouTubeチャンネルに28日、9分間のミュージックビデオが公開された。ビデオの中でアーティストらは、ナチス強制収容所の絞首台に立つ収容者の役を演じている。
ドイツのユダヤ人中央評議会の元代表シャルロッタ・クノブロフ氏は「ラムシュタインはビデオで何百万人もの人々の苦しみと死を娯楽のために利用している。卑猥かつ不快である」とコメントした。
またクノブロフ氏は、ホロコーストのテーマを低く見すぎていると指摘した。
反ユダヤ主義対策に関する連邦政府全権代表のフェリックス・クライン氏も同様の意見を示し、ラムシュタインを「創造的自由のセンスのない搾取だ」と非難し、彼らは一線を超えてしまったとの考えを表した。
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