原油価格、複数の要因で上昇

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世界の原油価格が1日、米国の対イラン及び対ベネズエラ制裁に伴う原油供給減少懸念や、米国の石油掘削リグ稼働数が約1年間ぶりの低水準を記録したことなどの複数の要因で上昇している。

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日本時間14時30分の時点で、北海ブレント原油先物6月限の価格は0.9%高の1バレル=68.19ドル。

WTI原油先物5月限の価格は0.73%高の1バレル=60.58ドル。 

米国の対イラン及び対ベネズエラ制裁などに伴う原油供給減少懸念が、引き続き原油市場に影響を与えている。

また米国の石油掘削リグ稼働数の統計も、原油価格上昇をサポートしている。米石油サービス会社 ベーカー・ヒューズ・GEカンパニー(BHGE)の発表によると、米国の石油掘削リグ稼働数は前週比8基減の816基。ロイター通信は、昨年4月以来の低水準だと報じた。

トレーダーらは、世界的な減産努力に反応し続けている。

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