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スペイン政府が資金提供を予定しているチェルノブイリ立入禁止区域での太陽光発電所の建設計画は、現在研究段階にあり、作業の開始日程はまだ明らかにされていない。
チェルノブイリ立入禁止区域内での太陽光発電所の建設に関しては、これが初めてではない。昨年末にプリピャチ市内に発電所が開設されたが、これは1986年4月26日に爆発を起こした4号炉から100メートルの距離に位置している。
チェルノブイリ周辺の半径2600キロメートルでは、放射線レベルが増加した。しかし、ウクライナ政府は、チェルノブイリ立入禁止区域に再生可能エネルギー施設を配備するため、土地購入を申請するよう企業に申し出た。デンマークや米国、中国、ドイツ、フランス、ベラルーシ、ウクライナから、すでに60件以上の申請が受理されている。