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起訴内容によると、マック被告は同団体による「自己啓発セミナー」に被害者らを勧誘。実際には、同団体はキース・ラニエール被告をトップとする秘密犯罪集団で、集団内では女性らがラニエール被告との性交渉を強制され「女奴隷」として扱われていたという。
「受講生」の女性らが活動を進めれば進めるほど、「セミナー」が求める代償はより高くなっていき、心理的圧力はより強くなっていった。さらに、被害者らは性器の部分に焼き印を押されていた。
1990年以降、ネクシウム内のカルト集団では約50人の女性がメンバーとなっていた。
マック被告は、「自分の行為について、私は全責任を取らなければならない。被害者の方々については非常に気の毒に思っているし、私がキース・ラニエール被告の教えに誤って従っていた間、私が苦痛を与えてしまった人々に対してお詫びを申し上げる」と述べている。
一方、マック被告に対しては、検察側との協力を理由に裁判所が判決内容を軽減する可能性がある。マック被告は2018年4月に逮捕されたものの、500万ドルの保釈金を払って保釈され、それ以降は在宅拘禁の下に置かれている。