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NHKテレビが伝えているところでは、米軍横田基地での道路工事に関連し、発生する土砂を所沢市内にある米軍通信施設の敷地内に移すとの決定が下されたという。一方、同市では今回の決定について理解が得られていない。地元の住民と当局は、直接の用途以外の目的で通信施設とその敷地が利用されることに反対を表明している。
全体では、1年間で約3万7千立方メートルの土砂を移すことになっている。
所沢市基地対策室の大舘寿貴室長は、地元住民の意見が考慮されなかったことに関連し、遺憾の意を示している。
NHKテレビは、「非常に残念です。今後も市民の安全・安心を第一に考えて対応していきたい」との大舘室長のコメントを伝えている。