スプートニク日本
埼玉で開催された世界選手権で、アンドレイはショートとフリーの二つのプログラムで完璧な滑りを見せ、10位に入った。そして、福岡での国別対抗戦でも自信に満ちた姿を見せた。しかし、スポーツの専門家によると、アンドレイ・ラズキンがフィギュアスケートの世界トップ選手と競合するには、来シーズンのプログラムに新しいコンポーネントを入れ、難易度を大きく上げなければならないという。
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アンドレイ・ラズキンはスプートニクのインタビューで、2019年の埼玉の世界選手権で初めて訪れた日本にもう一度戻って来られたことを嬉しいと語った:「大会の後は東京の中心部を散歩することしかできませんでしたが、その短い時間でも、東京の街と人々には素晴らしい印象を受けました。日本に来るとすぐに、異なる文化が感じられますし、街中にも独特の雰囲気があります。けれど、東京ではお気に入りの場所を見つけることはできませんでした。あまりにも時間が短すぎたからです。それでも、東京で日本料理を食べることはできました。実際、とてもおいしかったです。けれど1回で日本料理の大ファンになるまでには至りませんでした。」
そのかわり、アンドレイは埼玉の世界選手権で出会った日本の観客には一目で惚れたという。日本の観客は日本人選手以外のことも、とてもあたたかく応援してくれるからだ。アンドレイは言う:「あれは本当にすごかったです!日本のファンの愛を初めて自ら体感しました。これまでに観客からあれほどの感情を受け取ったことも、見たこともありません。これも私にとっては、日本について強く印象に残っていることです。」
フィギュアスケートの日本人選手については、高橋大輔が大好きだという:「彼のスケートは身のこなしもカリスマ性も素晴らしい。彼のプログラムは振り付けも魅力的で、体の動きを通して自分を表現する驚くべき能力もある。羽生結弦ももちろん大好きで、彼の素晴らしい音楽性とジャンプには感嘆する。」
アンドレイ・ラズキンはいくつかのインタビューで、練習以外の自由時間には読書をするのが大好きだと語っている。埼玉での世界選手権の後、彼は日本の作家の作品にも触れてみるつもりだという:「ムラカミ(村上春樹)のことはよく聞いているのですが、まだ読んだことはありません。けれど、ちょうど日本を初めて訪れたことで、読んでみたいという気持ちになり、日本の作家を読んでみたいという関心が生まれました。近いうちに読むと思います。」