ギリシャ議会 ナチス独の賠償金請求を可決

© AP Photo / Yorgos Karahalisツィプラス首相、ギリシャ議会で(アーカイブ写真)
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ギリシャ議会は、第2次世界大戦中にドイツが行った破壊に対する賠償請求を現在のドイツ政府に行う発案を承認した。アテネ・マケドニア・ニュース通信社が報じた。

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賠償請求の発案は賛成票大多数で可決された。票決を行う前に同国のアレクシス・ツィプラス首相はこの案に支持を表明していた。ツィプラス首相は議員らを前にした演説で、政府が書面による賠償金支払い請求を行おうとすることは「歴史とモラルの債務」であると語っていた。

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ギリシャは今までも数度にわたり、同国が第2次世界大戦中に被った損害を見直し、相応の賠償金を請求する必要性を取り上げてきたが、これは同国が2010年に重大な債務危機に直面した後、問題はより現実味を帯びた。ドイツはギリシャに対する主な債権国に数えられている。

ロイター通信の報道によれば、ドイツは1960年の段階で1億1500万ドイツマルクを支払っており、ドイツ側は賠償問題は解決済みと解釈している。

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