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この決定は、米エネルギー省が米国科学者連盟に送った書簡により明らかになった。
非営利団体の米国科学者連盟は、核兵器の問題を研究し、国家安全保障に関する政府の開放性を支持している。同連盟は、弾頭数を明確にするために照会状を出した。
エネルギー省からの回答書には、「照会された情報は、現時点で機密扱いを解除することはできない」と記載されていた。
理由は説明されていなかったが、入念な議論が行われた後に決定されたと述べられていた。
ニューヨーク・タイムズ紙はオバマ前大統領の下で導入された業務をトランプ政権が中止したと指摘している。2010年5月、当局は核兵器製造以来初めて、その備蓄数に関するデータの機密扱いを解除した。なおホワイトハウスはトランプ政権下でも備蓄データを開示した。2017年9月30日の時点で備蓄核弾頭は前年比196発減の3822発と伝えられた。
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