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チームは2億5200万年前の全世界の地質記録で、水銀の痕跡を見つけた。雨とともに、水銀は海洋に降り注いだ。まさにこの時期に、大量絶滅が起きた。
マグマは千年にわたり、地球の裂け目を通って表面に流れていた。大気中には300万立方キロメートルの火山灰が放出され、平均気温は摂氏10度上昇した。
結果、酸素含有量が極めて低い死のエリアが急増。海洋生物の96%、陸上生物の73%、昆虫の83%が消滅した。研究者が算出するところ、生物多様性の減少は6万年にわたって続いた。
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