米裁判所、ロシア人女性ブティナ被告に禁錮18ヶ月の判決

© AP Photoマリヤ・ブティナ被告
マリヤ・ブティナ被告 - Sputnik 日本
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ロシア政府のため違法な活動を企てた疑いで起訴されたロシア人のマリア・ブティナ被告について、米ワシントンの裁判所は26日、禁錮18ヶ月を言い渡した。

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判決を待つあいだの勾留期間が刑期に算入される。刑期が終わると、ブティナ被告はロシアに送還される。 

ブティナ被告は昨年7月から勾留中だ。

マリヤ・ブティナ被告は2018年7月に米国で拘束された。被告は、米国政治への影響力を持つ企業への潜入を試みたり、無申告の外国の工作員として活動した疑いが持たれている。

なお、被告は裁判で無罪を主張した。弁護士はブティナ被告について、違法行為は一切しておらず、米国と被告の関係は、「国際関係」を専門とする現地の大学での学業によってすべて説明されていると述べている。

ブティナ被告に対しては当初、最高で懲役15年の判決が言い渡される可能性があったが、被告は司法取引に応じ、訴訟手続の実施を断念。司法取引によって、被告が言い渡される可能性がある懲役刑の刑期は最高で5年となり、しかも実際にはその刑期が著しく短縮される可能性もある。

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