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先月29日、ストックホルム国際平和研究所は世界の軍事情勢を分析した報告書を公表した。
研究所の調査によると、去年の世界の軍事支出は合計で1兆8220億ドルに達し、前年比で2.6パーセント増加した。統計を開始した1988年以降、過去最高額を記録した。
軍事費が最も高かったのは米国で、新型兵器の導入により軍事費は4.6パーセント増加し、6490億ドルとなった。
次いで軍事費が高かったのは中国で、2500億ドルと推定されている。米中だけで世界の軍事費のおよそ半額を占める形だ。
一方、ロシアの軍事費は、2年連続で減少を続けている。
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