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シャナハン氏は、宇宙分野が現在、ロケット発射予算の減額、民間でのイノベーション、宇宙技術の軍産適用の混合によって急変を迎えていると述べた。しかし、軍のアプローチは旧態依然だという。
「中国とロシアは私たちの宇宙への経済的および軍事的依存を綿密に研究し、この依存性から利益を生む技術である対衛星レーザーや妨害機器そしてサイバー能力を開発した。昨年、中国は軌道上に38発のロケットを打ち上げたが私たちは17発。米国が月からいなくなって50年経った今年、中国は月の裏側に着陸した。米国は依然として優位を保っているが、私たちの支配の境界は急速に縮まっている」
「米国は宇宙戦略を変える必要がある」