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ドイツやフランスなど、ユーロを使用するEUの19か国では去年のGDP伸び率が1.8%と4年ぶりの低水準を記録していた。こうした中、EUの執行機関にあたるヨーロッパ委員会は7日、今年の伸び率の予測を発表した。
発表によれば、今年の成長率は1.2パーセントにとどるとして、今年2月の時点からさらに0.1ポイント引き下げた。国別でみると、欧州最大の経済大国ドイツが0.5パーセント、財政問題を抱えるイタリアは0.1パーセントにとどまるとした。
米中貿易摩擦やイギリスのEU離脱問題など、欧州経済の先行きに対する不安感からGDPの成長率予測が引き下げられたとみられる。