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サイト「The Drive」が伝えるところ、ロッキード・マーティン社は艦載機型のF35Cに現在開発中の極超音速ミサイルを搭載するよう提案した。
もともと地上発射型システムとして開発された新コンセプト「極超音速吸気式兵器構想(HAWC)」によると、2発のミサイルは外付けされる。
HAWCミサイルの速度はマッハ5を超える構想。国防高等研究計画局(DARPA)は、加速のため発射後にブースターを使い、その後スクラムジェットエンジンを起動して速度を維持すると説明する。
ミサイルは大気中で操縦可能で、複雑な飛行経路をたどるとの計画。地上の標的に加え、艦船への攻撃にも利用可能だという。
大きな特徴は、伝統的な手法による迎撃がほぼ不可能なことだ。専門家が指摘する欠点としては、極超音速になってから狙いを定めることが難しいことだ。
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