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報道官はブリーフィングで、中国製品に追加関税を課すとするトランプ米大統領の脅しについてコメントし、「これまでの経験は、中国が貿易戦争を望んでいないことの証拠になったが、(中国は)貿易戦争を恐れてもいない。誰かがわれわれの家の入口で戦争を起こすならば、われわれは勝利するまで戦う」と述べた。
なお報道官は、米国が状況を客観的に評価し、自国の利益を擁護するという中国の決意や心構えを過小評価しないことに期待を表した。
米国は4月初め、米製品に対し中国が知的権利を侵害していることに対する報復として輸入関税を導入する可能性がある中国製品1300品目からなるリストを公表。
一方、中国国務院は、米国から輸入される106品目の製品に対し25%の関税導入を決定した。
その結果、あとに続く数カ月にわたって、双方は極めて攻撃的な政策を互いに対して実施してきた。エコノミストらの話では、このことは世界経済を不安定化させる可能性がある。
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