ウチーチェリ監督が新作映画『ツォイ』についてカンヌで語る

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カンヌで開かれている映画祭マーケットの場で、ロシアのウチーチェリ監督が伝説的歌手のヴィクトル・ツォイを扱った映画について語った。映画のマーケティングサービスを提供する「エクスポコンテント」社の広報部が発表した。

スプートニク日本

カンヌの国際映画祭は南仏のコート・ダジュールで5月14日から26日まで開催されている。現地ではカンヌ映画祭と同時に映画祭マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」も開かれており、このマーケットに参加しているウチーチェリ監督に「リア・ノーボスチ」通信が取材した。

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以前からウチーチェリ監督はツォイの映画を2019年夏に撮影開始し、没後30年にあたる2020年に発表したいと公表していた。映画祭マーケットで取材に応じたウチーチェリ監督はツォイの映画を「伝記的」ではなく、「神話的」作品になるだろうと答えた。監督の話によれば、映画の主人公はツォイをひき殺してしまった運転手が大事なカギを握るという。人気絶頂だったツォイをラトビアで轢いてしまった運転手がレニングラード(現在のサンクトペテルブルク)までその遺体を遺族とともに運ぶという物語になるそうだ。

「マルシェ・ドゥ・フィルム」にオープンした「メイド・イン・ロシア」のブースには17社が出店しており、いずれもロシア輸出センター(РЭЦ)の支援を受けている。

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