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さらに、回答者の半数以上(56%)が、たとえ金銭的なニーズがなくとも、今の仕事を続けていきたいと回答した。一方で、回答者の22%が転職を希望し、21%が辞職を希望していた。
ロシア国民の大多数(68%)は、たとえもっとよく働いても、給料が上がらないと考えている。これに対して、18歳から24歳の回答者の意見は正反対で、回答者の63%は、自分がさらに努力すれば、金銭的な追加報酬がもらえると確信している。
職業を選ぶ理由については、回答者の3分の1(34%)は事情や状況からその仕事を選ばざるを得なくなったと答え、30%が自分の興味や趣味に基づいて仕事を選んでいた。また17%の回答者が給料をもらうため、ないしは選択の余地なく、今の職についていると答えた。
全ロシア世論調査センターのコンスタンティン・アブラモフ所長は、「今回、こうした調査結果がでたものの、実際に口だけではなく無償で働く用意があるロシア国民がどれほどいるか、おおよその数を推定することは困難だ。なぜならアンケートで出された回答と、その人の実際の行動がよく矛盾することがあるからだ」と述べた。
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