葬儀でどんな曲を流す? オジー・オズボーンやモービー、他の著名人らが語る

© Fotobank.ru/Getty Imagesオジー・オズボーン氏
オジー・オズボーン氏 - Sputnik 日本
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英国の葬儀社によれば、英国人は葬式で2つの曲をよく流している。その曲は、エド・シーランの「スーパーマーケット・フラワーズ」と、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」だ。しかし、別れのセレモニーでこの2曲を流すことを、みんなが望んでいるのだろうか。英音楽誌『ニュー・ミュージカル・エクスプレス(NME)』は、有名なミュージシャンらに、自分の葬儀にどのような曲を流してほしいか、アンケートを行なった。アンケートは、「スターたちが人生をどんな曲で総括するか」と題して行われた。

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リンゴ・スター  ザ・ビートルズ 『オクトパス・ガーデン』

「僕ならこの曲。みんなで歌ってくれたらうれしい」

ジェシカ・アルバ(俳優) メキシコ伝統音楽『La Charreada』

「葬式は心に重くのしかかるじゃない。でも私は、葬式はお祝いのようであってほしいので、あんまり悲しくないものを選んだわ。みんな、テキーラを数杯は飲み干すわね。そうしたシーンに合っているのは、私が聞いて育った『La Charreada』というメキシコの歌だとおもう。」

オジー・オズボーン ザ・ビートルズ:『ア・デイ・イン・ザ・ライフ』

「曲について考えるのにはまだ数年かかるけど、たぶんビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』か『リボルバー』から選ぶだろうな。自分のヒット曲なんか含めたくはない。絶対に聞かないから。ものすごくはずかしくなる。それにさ、俺は絶対にクソ楽しい音楽はいらない、だって俺は死んだんだぜ」

ルー・レイノルズ(「エンター・シカリ」のボーカル) ルイ・アームストロング『ジーパーズ・クリーパーズ』

「私たちはたいていコンサートの後、この曲を演奏する。この曲は私たちの曲とは違って、パフォーマンスの出来がどうであろうと、いつも私を元気づけてくれるから。」

ピーター・リドル(「ドライ・ザ・リバー」のソリスト) レナード・コーエン『スザンヌ』

「この曲は、私の母が大好きで家でよく弾いていた。歌詞は、本当に物語のようで、その本を読んでいるように思えるんだ。それに、この曲の穏やかな調子は葬儀にちょうどいいっていう気がする。」

モービー キャット・スティーブンス『雨にぬれた朝』

「この歌は、僕の母の葬儀で流れていた。葬儀の前、僕は泥酔してしまい、葬儀にも来れないほどだったんだ。アルコールに溺れたのも驚くことじゃない。あの状態は自分の母親の葬儀を寝過ごしてしまうところまで行く、一線だったんだとおもう。」

ミック・フリートウッド(「フリートウッド・マック」のドラマー) フリートウッド・マック『ソングバード』

「間近に迫る葬式のために歌を選ぶだって! いやぁ、何ともやりきれないね。僕だったら、おそらく、クリスティン・マクヴィーの演奏するソングバードで最後の旅に送って欲しいよ。」

ビル・ベイリー ザ・ドアーズ 『ジ・エンド』

「いつもさ、こんな陰鬱な行事なんだから、それと全く正反対の楽しい音楽を選ばなきゃいけないよ、と思ってきた。そしたらさ、実際にそのように行われた葬儀に遭遇したんだ。その葬儀の雰囲気はとてもつらいものだった。だから僕なら、ザ・ドアーズの曲『ジ・エンド』選ぶね」

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