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フォードは20日、 2019年8月をめどに事務職を対象とした人員削減を行うと発表 した。事務職の1割にあたる7000人規模のリストラを行う。 これによって年間6億ドル(日本円で660億円) のコスト削減が可能とみられる。
フォードは中国やヨーロッパでの販売が低迷し、 去年の最終利益は前年比で52パーセントも減少した。
自動車メーカー各社は、 自動運転などの研究開発に多額の資金が必要となっており、 フォードもドイツのフォルクスワーゲンと提携するなど、 効率化を進めてきた。しかし、米中貿易摩擦や、 アメリカが輸入する自動車への関税など、先行きは不透明であり、 一段のコスト削減をはかるとみられる。
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