ビル・ゲイツ推薦の5冊 1冊はロシアについて

© AFP 2023 / Saul Loevマイクロソフトの共同創業者ビル・ゲイツ氏(アーカイブ写真)
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ビル・ゲイツ氏が、この夏に注目すべき5冊のブックリストをブログで紹介した。リストアップした本には、​「イージーリーディング」ができるものはないと、ゲイツ氏は強調し​ている​。

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『Upheaval』 ジャレド・ダイアモンド作

進化生物学者のジャレド・ダイアモンド氏は、この本で、社会​が危機に​いかに​対応​しているか、つまり人間が伝染病や紛争、その他の大変動​を​生き​のびる秘訣は何だったのかを考察している。

『Nine Pints』 ローズ・ジョージ作

英国ジャーナリストのローズ・ジョージ氏​によるこの本は、血液について​の本。タイトルの​『Nine Pints』​も偶然の産物ではない。成人の身体には約4.5リットル​もの大量の血液が流れている。

『A Gentleman in Moscow』 アモール・トウレス作

ゲイツ氏は​いわく、​「もしあなたが、私(ドストエフスキーだけは読んだ)のようにロシアについて読​むのを好まないとしても、『A Gentleman in Moscow』は、誰もが​一様に素晴らしいと評価するはずの作品だ​。​」

『Presidents of War』 マイケル・ベシュロス作

歴史家のマイケル・ベシュロス氏は、19世紀から1970年までに米軍が参戦した8つの主要な武力紛争について執筆し、自身の研究テーマ​の中心​である米国の大統領制度についてまとめている。

『The Future of Capitalism』 ポール・コリアー作

英国​人​経済学者​、​ポール・コリアー氏は、資本主義は将来どうなるのか、そして、どこに向かうのかについて推察する。ビル・ゲイツ氏は、コリアー氏は分析に強く、​こうしたソリューションで論駁する構えだと強調した。

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