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同紙がはその一例として、ウクライナ軍のヴァレリア・シカル中尉へのインタビューを掲載している。中尉は、指揮官のビクトル・イワノフ大佐から不快な接触や不可解な命令などををはじめとする不適切な行為を受けたと、これを提訴した。シカル中尉は、イワノフ大佐が昇進を約束したと言いより、自分の要求を満たすことを要求したと語っている。ところがイワノフ大佐の代理人によれば、指揮官への起訴内容は、裁判で証明されず、大佐は自分の地位を守った。
ニューヨーク・タイムズ紙によれば、ウクライナ軍のセクハラについて公表した女性は、シカル中尉(24)がはじめて。現在、ウクライナ軍には5万7千人の女性が従軍している。
この間、ウクライナ軍では戦闘力を強化する改革が取り組まれた。その他にも、2014年から米国はウクライナ軍に10億ドル以上を提供してきた。しかし、ニューヨーク・タイムズ紙は、セクハラ体質は温存されていると強調する。