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発表では、突然大きないびきをかいた人の呼吸が止まり、その後、再びいびきをかきながら眠り続ける閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)について説明がなされた。OSAでは、平均40秒間呼吸が止まるが、その際、眠っている本人は、症状に気がついていないおそれがある。
無呼吸時に一時的に呼吸器官が塞がれることで、血中の酸素濃度の低下やいびき、睡眠妨害、過度の疲労感などが生じる。また、しばしば頭痛も発生する。
実験には1万9千人以上が参加した。実験結果では、OSAを患う人たちはしばしばガンの発症が認められることが明らかにされた。また、OSAの女性は、男性に比較してガン発症のリスクが高かった。