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リトミン記者はザイツェフ区長へのインタビューで、区長の高額な邸宅や、当局が2015年の森林火災の被災者らに提供した質の悪い住宅について質問した。
ザイツェフ区長は撮影班に声を荒らげ、リトミン記者からマイクを奪い取り、大声を上げながら床にたたきつけた。
その後、区長のアシスタントが記者らを執務室から追い出し、カメラのレンズを塞ごうとした。
26日夜、区長の行動を撮影した動画がSNSで広く拡散されると、ザイツェフ区長が所属する政党「統一ロシア」が動画に反応した。
「統一ロシア」はザイツェフ区長の行為に対して謝罪し、倫理委員会を招集して審査することを約束した。
またハカス共和国の捜査委員会は、刑事事件として立件した。
捜査委員会は、テレビ局の記者らが述べたザイツェフ区長の汚職容疑に関する情報も確認する方針。
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