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ラブロフ外相は「ロシアが核実験を行っているという発言についてだが、この憶測のばかばかしさは、包括的核実験禁止条約機関の代表者、そして米国の権威ある専門家たちによってもすでに指摘されている」と述べた。
29日、米国防情報局(DIA)のロバート・アシュリー長官は、ロシアが包括的核実験禁止条約(CTBT)違反となる低出力の核弾頭の実験を行っている可能性があると主張した。
なおアシュリー氏は、米国はあらゆる核爆発を禁止する「ゼロ・イールド」基準を順守していると述べた。
またアシュリー氏は、ロシアの戦略核戦力および非戦略核戦力の強化は、優先事項としての核開発及びその製造のためのインフラへの継続的な資金提供によるものである可能性があるとの見方を示した。