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現行版の国際疾病分類(ICD-10)で、性同一性障害は「精神障害」に分類されているが、改訂版(ICD-11)では「性保健健康」に関連づけられ、また名称が「性別不合」に変更された。
WHOで性と生殖に関する健康の専門家を務めているレイル・セイ博士は「性同一性障害が精神障害の分類から除外されたのは、それが精神的健康状態の問題ではないとのより良い理解が、我々の間でなされるようになったからだ。性同一性障害が精神障害の分類に残されていた間は、そのことが社会的な烙印を助長していた」と話している。
改訂版の国際疾病分類は、2022年1月1日に発効する。この改訂版には25日、ゲーム依存症が「ゲーム障害」という疾病として新たに加えられている。