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米財務省は5月中旬に対イラン制裁発動を予定していた。だがアラブ首長国連邦(UAE)沖で石油タンカーが攻撃された事件について、米国がイランの関与を指摘したことを受けて両国が応酬し、戦略が変更された。米財務省は、将来的に新たな制裁措置を導入する可能性を除外していない。
同紙によると、米国はすでにイランの石油化学産業に制裁を発動済み。アンモニア、メタノール、カルバミドを含む石油化学製品の販売が禁じられている。追加制裁は、イランの具体的な石油化学企業を対象にする方針。対象下の企業と取引した法人や個人は、米国で罰金を課され、米金融システムへのアクセスが凍結される。
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