スプートニク日本
こうした超加工食品には、ベーカリー製品や半加工品、炭酸飲料、コーンフレーク、再加工された魚や肉の製品などが相当する。これらの食品は、すべていくつかの生産加工段階を経て作られている。
最初の研究は、平均年齢43歳の約10万5160人のボランティアが参加して、10年に渡って健康状態の観察が行われた。
その結果、高度加工食品の消費量が増加すると、心血管系のさまざまな疾患のリスクが11~13%も高まることが判明した。
次に、1日の健康的な食事に含まれる加工食品が、最低限度の加工のものだった場合、発症の可能性は低下した。
早死のリスクに関わる実験には、約2万人の患者が参加した。研究者らは、食事が早死のリスクにどのように影響を与えるかを分析した。
研究結果によると、1日に4食分超の超加工食品を摂取した場合、健康状態の弱さに起因した死亡リスクは62%高まった。こうした製品を追加する毎にリスクは18%増加する。
関連ニュース