国際原油価格は下落続伸 経済のグローバルリスクが原因

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国際原油価格は週明けの3日午前、米中の貿易摩擦による世界経済への悪影響の懸念から否定的な動きを見せている。ブレント原油価格は一時、過去4か月の最低価格を下回った。

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日本時間13時45分現在、ブレント原油8月先物価格は1.45%安の1バレル61ドル09セントの値を付けている。同日、一時は1バレル60ドル77セントにまで落ち込み、2月11日以来の最安値に達していた。WTI原油7月先物価格も1.16%の急落で1バレル52ドル88セントを記録している。

原油価格は原油需要に影響しうる対外貿易リスクを背景に、5月末から下がり続けている。2日、中国国務院は米国との貿易経済協議に関する自国の立場をまとめた「白書」を発表した。中国は貿易交渉が成功しない責任は全面的に米国側にあり、困難の末にようやく達成した合意から後退しているのは米国の方だと批判している。

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