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最新鋭のステルス戦闘機F35が4月上旬に青森県沖で墜落した事故で、防衛省は捜索を続けており、これまでにエンジンや主翼の一部などが見つかっている。
ただし、多くの部品が激しく破損している状況などから、事故から2か月になるのにあわせて、事故原因を究明するためのフライトレコーダーなどの捜索は打ち切る方針を固めた。
事故原因については、一緒に訓練していたF35の機体どうしの通信データや、基地から捉えたレーダーの軌跡などを防衛省が解析したところ、パイロットが平衡感覚を失った状態になった可能性が高いと見られている。
こうした状況を踏まえ、防衛省は再発防止策を講じたうえで、残る12機のF35の安全性が確認され次第、飛行を再開させる方針を固めた。
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