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元米国防長官ウィリアム・ペリー氏は、トランプ政権にとっての新たな規範は新しい条約について一切交渉しないことと、存在していた条約から体系的に離脱することであり、これは権力に就いた時にすでに実行されたと指摘した。
ペリー氏は、トランプ氏は約50年にわたって露米関係に存在していた規則に背いているとの見方を示している。
ペリー氏は、1972年に合意に達した第一次戦略兵器制限交渉(SALT I)から2011年に発効した新戦略兵器削減条約(新START)まで、「米国やロシアの各政権は、二国間条約によって核軍拡競争の危険性を制限しようとしていた...」と述べた。