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研究者らは、睡眠時間と認知能力、認知症の関連性について注目し、研究を行った。
視覚記憶テストでは、睡眠が7時間未満の被験者は5%以上の間違いをおかしたが、一方で睡眠9時間以上の被験者のミスはそれより多い、9%以上という数値が出た。研究者らは、睡眠が適度な長さではない場合、これが認知症と関係することは間違いないと指摘している。
こうした一方で、人間の健康状態は睡眠の長さには関係しないという主張も出されている。
そのカギとなる要素は睡眠の質にある。米国ロチェスター大学で実施されたマウスの実験では、睡眠時間が短くても、その質が高ければ、認知症のリスクは低くなるという結果が示された。
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